【素人でも1時間で構築可能】月額無料の高齢者見守りサービス

高齢者見守りサービス検討中の人
うちのじいちゃん、ばあちゃん、高齢者で心配だけど、見守りサービスは毎月コストかかるしな・・・・自分で安価に構築できないかな!?
私自身、防犯設備士という資格を保有しており、建物の監視については様々な知見があります。カメラやセンサーなど複数の機器を組み合わせて、お客様のご要望や、建物の特徴など、総合的に判断し、システム提案を行います。昨今、高齢者見守りサービスというものがたくさん出回っていますが、どれも月々数千円の費用がかかるものです。でも、実際はインターネットの環境さえあれば、ご自身で同じようなシステムを構築することが可能で、あなたのスマホで見守ることができます!
センサだけであれば、機器は約1万5千円ほどで構築が可能なので、非常に安価にシステムを構築することができます!!

高齢者見守りシステムを検討する際に、大切なこと

  1. あなたが見守りたい高齢者とキチンと話をして、お互いに納得できるシステムを選ぶこと
  2. あなたが見守りたい高齢者の、生活行動パターンを把握すること ⇐とても重要です!
  3. あなたが見守りたい高齢者の、自宅のレイアウトを把握すること
  4. あなたが見守りたい高齢者の方が、”監視されている”という不安ではなく、”守られている”と安心できること

特に、②の生活行動パターンを把握することが、高齢者を見守る上で大切な要素になります。

高齢者見守りシステムの構築に必要な下調べ

見守りたい高齢者の生活行動パターンを把握する

高齢者といっても、様々です。毎日外出するアクティブで元気な高齢者の方や、家で毎日ゆっくりされている方など・・・

高齢者高齢者

 

生活行動パターンを把握しなければいけない理由

・センサーを設置する場合、どこに設置するのが最も最適なのかが分かる

→極力毎日、極力1日の中でも数回感知できる場所にセンサーを設置することが望ましい

・カメラを設置する場合も同様に、どこに設置するのが最も最適なのかが分かる

→プライバシーと見守る要件両方からアプローチし、最適な場所を探し出す必要がある

 

私がお勧めするセンサー設置場所

ズバリ、トイレの入り口近辺がおすすめの場所になります!なぜなら、ほぼ全ての高齢者の方が、1日に必ず1回以上の利用がほぼ確実に見込まれる為です。

 

私がお勧めしないセンサー設置場所

窓センサー → 雨の日や冬は開けない場合がある

玄関ドアセンサー → 雨の日や、そもそも外出をあまりしない高齢者の場合は意味がない

湯沸かしポット → 高齢者により使用の有無があり、かつ年中使うとも限らない(これは某メーカーさんで定額サービス有)

 

カメラを設置する場合のオススメ場所

リビングなど、くつろぐ場所への設置は極力避けましょう。例えば玄関付近や仏壇付近であったり、洋服を置いているタンス付近であったり、常に居ないけど、毎日1回は訪れる場所、であれば、ご本人も了承してくれる可能性があります。

見守りたい高齢者の人権や意見を尊重する

見守りたい高齢者の生活パターンにもよりますが、極力、カメラでの監視はおすすめしません!実際、私と妻の両親、その友人の計9名にアンケートを取ってみました。皆自立した生活が可能な方ばかりだったからかもしれませんが、誰一人として、【カメラでの見守り】は望まれませんでした。

自分が逆の立場だったとした場合、確かに嫌ですよね・・・・

なので、寝たきりであるとか、見守りたい高齢者の方本人からのご要望があれば別ですが、ここの部分は非常にデリケートな問題ですので、よく話し合って、双方合意の上でカメラは設置されることをおすすめします!

システム構築に必要なもの

パナソニックの製品をお勧めいたします!理由は、国産メーカーの信頼性と、複数のセンサーラインナップやカメラを一元管理でき、かつスマホアプリも分かりやすいからです!また、価格もお手頃で、最低限のセンサーとのセットで1万5千円くらいで購入が可能です!

非常に簡素なシステムなので、ご自身でPCや無線LANの設定が可能な方であれば、問題なくできるレベルですよ!

※Panasonic HP より引用

システム構築に必要な機器

【必須】

・スマホ(専用無料アプリインストール必要)

・無線ルーター

・Panasonic ホームユニットKX-HJB1000-W

【必要に応じて選択】

・Panasonic 人感センサユニットKX-HJS200-W

・Panasonic 屋内カメラ KX-HJC200

・Panasonic 屋内用稼働型カメラKX-HC600-W

以上で終わりなので、非常にシンプルな構成になります。

システム使用時の注意点

・PCでは使用不可、スマホから専用アプリ(無料)を使用してのみ、見守ることが可能

・システムを設置する自宅に、予めインターネット回線が引かれていること(ポケットWi-Fiは、外部からの接続メーカー推奨外なので、自己責任になります)

・無線ルーターがあること(ルーターのUPnP機能を使用します)

・システムの中枢である、ホームユニットと無線ルーターは2.4GHz帯でのみの通信となる

・登録するスマホと機器、ルーターを設定する形になるので、登録したいスマホを持った方が一度設置時に現地へ行く必要がある

・人感センサーについては、単三乾電池駆動で、約1年に1度交換が必要。この交換を確実に行えるかどうか、ご検討ください。

・スマホの登録は8台まで可能だが、遠隔からのアクセスは同時に1台のみ

・スマホの動作要件

 Android  Android™5.0以降を搭載し、Google Play™に対応したスマートフォン/タブレット
 iOS  iOS9.0以降を搭載した、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、 iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone X、iPad、iPad mini

動作確認済スマートフォン一覧

動作確認済ルーター一覧

システムに必要な機器

【必須】ホームユニットKX-HJB1000-W

※電源はAC100V

↑ホームユニットと人感センサのセット
人感センサユニットKX-HJS200-W

※単三乾電池駆動(機器に付属)

※ホームユニットとの距離は見通し100m以内

※システム内最大50台まで登録可能

屋内カメラ KX-HJC200

※電源はAC100V

※ホームユニットとの距離は見通し100m以内

※撮影範囲:水平約70度、垂直約50度

※システム内最大4台まで登録可能

※録画する場合は、別売の マイクロSD/SDHCカード(32GB以下) が必要

温度センサー内蔵で、予め温度設定しておくと、アラーム通知が可能

屋内用稼働型カメラKX-HC600-W

※電源はAC100V

※ホームユニットとの距離は見通し100m以内

※撮影範囲:左右360°、上下約90°を見渡せる首振り機能を搭載

※システム内最大4台まで登録可能

※録画する場合は、別売の マイクロSD/SDHCカード(32GB以下) が必要

温度センサー内蔵で、予め温度設定しておくと、アラーム通知が可能

機器設置時の注意点

・センサー、カメラの設置場所を決定しましょう

・ホームユニット、カメラの電源(AC100V)は、必ず ”間違って引き抜かれない” ような場所、または接続にしましょう

・ホームユニットとセンサー、カメラはそれぞれ見通しが効く場所に設置するようにしましょう。(見通しが効いて、約100mまで)

実際にシステムを設定する

  1. お手持ちのスマホに、アプリをインストールする
  2. スマホとWiFiルーターを接続する
  3. スマホを使用して、Wi-Fiルーターとホームユニットを接続設定する
  4. ホームユニットと各機器の接続設定をする

ざっくり、こんな手順になります!もし設定が分からなくなったらコチラをクリック!

以上、最近の若い方であれば、わざわざ毎月高いお金を払わなくても高齢者見守りサービスをご自身で構築可能ですので、ぜひ、育ててくれたご両親や、おじいちゃんおばあちゃんを遠くから見守ってあげてください!!

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